暗号計算機屋のブログ

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廃棄するHDDレコーダからHDD 80GBを回収

日立製作所 2003年製のHDDレコーダを放置していたがHDDが足りなくなったので、HDDレコーダから回収することに。 中を開けてみると、でてきたHDDはSAMSUNG製(韓国)だった。

日立すら買わない日立のHDDを誰が買うのだと思いつつ、日本のHDD事業について調べてみた。縮小傾向だが東芝がまだやっているようだ。少し調べたくらいで、どうこう言えるほどではない。

しかし、一般的な話として、強く思うことはある。

経営者からしてみれば、海外の安いHDDを導入しHDDレコーダの価格を下げたほうが、いいのはわかる。しかし、その結果、将来、HDD事業を撤退することになった。

経営者に、将来日本が困るから、HDDを買い支えるよう、指示する仕組みは、あるのだろうか? なければ、同じことが、繰り返される。 日本人が愚かな民だと思いたくはない。

海外製のHDDに、リモートでHDD上のファイルを改ざんしてウィルスが発生する仕組みがあるかもしれない。 海外のHDDの工場にいって、1台1台製造に付き合っていたら、トータルで、割高になってしまうとか、なりそうで怖い。 なにか事業をしようとして、HDDの信頼性の問題に気が付き、割高くらいでは、すまなくなって後悔しまくることにならないだろうか?

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